剪定の基礎知識2026年7月10日約7分で読めます
庭木の剪定時期一覧表|樹種別ベストシーズンをプロが解説
庭木の剪定は「いつ切るか」で仕上がりも樹木の健康もまったく変わります。常緑樹・落葉樹・花木・果樹の樹種別ベストシーズンを、植木屋の一覧表と一緒にわかりやすくまとめました。
剪定時期を間違えるとどうなる?
剪定は「木の休眠期に強く切り、成長期に軽く整える」のが基本です。時期を間違えると、翌年花が咲かない・弱って枯れる・切り口から病気が入る、といったトラブルにつながります。
特に春に花芽を作る木を秋冬に強剪定してしまうケースはよくある失敗です。まずは自宅の庭木がどのグループに属するかを一覧表で確認しましょう。
常緑樹の剪定時期
常緑樹は寒さに弱いため、真冬の剪定は避けます。基本は新芽が動き出す前の3〜4月と、生育が落ち着く9〜10月の年2回が理想です。
- マツ:4〜5月(みどり摘み)/11〜12月(もみあげ)
- マキ・イヌマキ:5〜6月/9〜10月
- ツバキ・サザンカ:花後すぐ(3〜4月または4〜5月)
- キンモクセイ:花後の11月または3〜4月
- シマトネリコ:3〜4月/9〜10月(真夏と真冬は避ける)
- カイヅカイブキ:3〜4月/9〜10月
- ソヨゴ:3〜4月/9〜10月
落葉樹の剪定時期
落葉樹は葉が落ちて枝が見やすくなる12〜2月の休眠期に強剪定を行うのが基本です。樹形を大きく変えたい場合もこの時期がベスト。
夏(6〜7月)は伸びすぎた枝を軽く整える程度にとどめます。
- モミジ・カエデ:11〜12月または2月(真冬)/6〜7月に軽く整枝
- ハナミズキ:11〜2月/花後の5〜6月に軽く
- サルスベリ:2〜3月(強剪定OK)
- ケヤキ:11〜2月
- シラカシ・アラカシ:3〜4月/9〜10月
- サクラ:花後すぐ(大きな枝は切らない/切り口の保護必須)
花木の剪定時期(翌年も花を咲かせたい木)
花木でもっとも大切なのは花芽をつける時期を避けること。基本ルールは、花が終わった直後に剪定する、です。
- アジサイ:花後すぐ(7月中)※10月以降は花芽ができるので×
- ツツジ・サツキ:花後すぐ(5〜6月)
- ウメ:花後の3〜4月または11〜12月
- モクレン・コブシ:花後すぐ(4〜5月)
- ライラック:花後すぐ(6月)
果樹の剪定時期
- カキ:12〜2月
- ミカン・レモン等の柑橘類:3月(寒さに弱いので冬は避ける)
- ブルーベリー:12〜2月
- ウメ・スモモ:花後の3〜4月または11〜12月
- リンゴ・ナシ:12〜2月
- ビワ:9月または3月
剪定時期一覧表(早見版)
- 1〜2月:落葉樹・果樹の強剪定に最適
- 3〜4月:常緑樹・柑橘類・寒さに弱い木
- 5〜6月:ツツジ・サツキ・モクレンなど花後の花木
- 7月:アジサイの花後剪定/伸びすぎた枝の整枝
- 8月:真夏は基本NG(木が弱る)
- 9〜10月:常緑樹の2回目の剪定
- 11〜12月:落葉樹・マツのもみあげ・ケヤキ・カキ
剪定を成功させる3つのコツ
- 真夏(7月下旬〜8月)と真冬(1月の常緑樹)は避ける
- 花木は必ず花後すぐに切る(翌年花芽ができる前)
- 太い枝を切ったら癒合剤で切り口を保護する
自分で難しいと感じたらプロに相談を
背が高い木、太い枝、大切にしている記念樹などは、無理をせず植木屋に依頼するのが安全です。むすび造園では庭木1本から剪定を承っており、最短即日で対応しています。
現地調査・お見積もりは無料ですので、剪定時期に迷ったらお気軽にご相談ください。
